不良弁護士の問題

社会正義の実現や弁護士倫理などが常に重要視されている一方で、暴力団等反社会勢力への脱法行為の指南、また弁護士自身が暴力団組織の一員となり、弁護士資格を失ったケースもあり、弁護士のモラルの低さが非難されている。近年、弁護士が実刑判決を受けるケースが増えており、暴力団を除けばわずかな弁護士集団から毎年これだけの実刑判決を受けるような組織はないとして、東京地検特捜部長や最高検公判部長などを歴任した河上和雄弁護士は、この現状を厳しく批判している(参考文献・『正義の作法』講談社)。弁護士の懲戒については弁護士会が独占的に行っているが、身内贔屓との批判や、弁護士会については民主的な監視システムが存在していないため、行政による監督あるいは民主主義的な監視機関の必要性も一部に唱えられている。

トップへ 戻る 進む