旧司法試験と今の司法試験の違いとは?

そもそも司法試験とは何か

司法試験というのはかんたんに言えば、弁護士になるために必要な試験です。もっとも司法試験は弁護士になろうとする人だけのものではなく、裁判官や検察官といった他の法曹になるためにも必要な試験です。

旧司法試験とは

2011年の試験を最後として廃止された司法試験です。これは2002年の司法試験法改正によるものです。

一次試験
短答式試験・論文式試験
二次試験
短答式試験・論文式試験・口述試験

これらからなる試験ですが、短大を除く大学を卒業(もしくは2年以上在学)しており、一定の単位を得ていれば免除されます。そのためほとんどの場合二次試験から受験するのが一般的です。また一次試験は一度合格すればその後受験する必要はありません。

二次試験は、

短答式試験
マークシート方式の試験
論文式試験
2日間にわたって行われる、文章で回答する試験。(一日目は「憲法・民法・商法」、二日目は「刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法」)
口述試験
3日間にわたって、憲法、民事系、刑事系の3科目について、試験官との面接によって行われる試験。

こういった内容で行われます。この旧司法試験は非常に難易度が高いとされていました。短答式試験も絶対評価ではなく、合格者の枠を争うものとなっていました。

新司法試験とは

近年新たに制定された司法試験です。この司法試験の受験には、

のいずれかから5年以内(5回まで)であれば受験が可能となっています。過去には5年間に3回まででしたが、2014年の法改正により受験機会が拡大されることになりました。

受験内容は、

短答式試験
マークシート方式。評価は絶対的なもので、各科目で4割、総合で約6割以上の正解が必要。
論文式試験
文章で回答する方式で、3日間にわたって行われる。

といった内容になっており、旧司法試験と違って口述試験が廃止されているのも大きな特徴です。